JAFPA NEWS(会報)

JAFPA NEWS Vol46

伊吹山観察山行「百花繚乱」の伊吹山
伊吹山観察山行「百花繚乱」の伊吹山

特報

大型台風日本の各地を襲う。早い時期から幾つもの台風が日本各地を荒らし、特に先日の18号は大雨や強風で日本全土に被害をもたらしました。全国の会員の皆様は台風の惨禍に遭わなかったでしょうか? 被災地の皆さんのご無事を心から祈ります。 山も台風の影響を受け、大きな土砂崩れや森林の風損があり、高山植物への影響も避けられない状態です。次に山に登ったとき、私たちが保護している貴重な高山植物が無事であること、秋にはすばらしい景観を作り出してくれることを祈ります。


NEWS

JAFPAが特定非営利活動法人(NPO)になりました。

平成16年9月14日(火)13時~17時、ニューしんばしビル地下2階 「ニュー新ホール」にて、山の自然と文化研究会「高山植物盗掘・踏み荒らしを考える会」が開催されました。 当協会の白 史朗会長も講演いたしました。多くの人々が高山植物の保護について非常に感心を持っており、各講師の講演を熱心に傍聴していました。

主  催
「NPO山のECHO」

講演内容

  • 高山植物の保護政策 (中島尚子・環境省)
  • 山梨県高山植物保護条例 (村山 力・山梨県)
  • 高山植物を守るための努力と知恵(白 史朗・日本高山植物保護協会)
  • 高山植物の盗掘とマーケット( 金子博文・山と渓谷社)
  • 高山植物を守るための商取引と法的解釈(加藤峰夫・横浜国立大学)

NPO法人 第一回定期総会

平成16年5月30日、特定非営利活動法人(NPO)として認証された日本高山植物保護協会の第1回理事会ならびに総会が、東京・麹町の都市センターホテルで開催されました。 平成16年度の事業計画

観察山行 平成16年7月17~19日
北海道様似郡様似町アポイ岳
指導者研修会  平成16年9月18日(土)
茨城県つくば市国立科学博物館筑波実験植物園
ゴミ持ち帰りキャンペーン
全国各地で開催
高山植物保護増殖事業
希少植物(キタダケソウ、アツモリソウ類)の種の保存に関する
研究調査や巡視活動
高山における酸性雨調査
南アルプスで実施している調査を継続
全国で行われるシンポジウム、講演などへの協力、支援
JAFPA情報紙の発行など

フォトギャラリー

法人設立記念観察山行 アポイ岳
法人設立記念観察山行 アポイ岳
関西支部観察山行 伊吹山
関西支部観察山行 伊吹山
関西支部観察山行 乗鞍岳
関西支部観察山行 乗鞍岳

高山植物一口メモ

マツムシソウ
マツムシソウ

初秋の山の草原に咲く2年草の花。1年目は葉だけで翌年花が咲く。頭花は1つの花に見えるが、本当は数十個の花の集まり。周りの花弁は1つ1つの花で、中心は筒状の花の集まったもの。名前の由来は「松虫」の鳴く頃咲くからとか、昔巡礼が家々を回りお布施を乞う時、小さな鉦の音が松虫に似ているとか、マツムシソウの実はその鉦の形に似ていたからとか、諸説がある。  下界はまだ猛暑の8月下旬、高原ではかすかに秋風が吹き始める。その秋風に優しく揺れる青紫の花の波、夏の百花繚乱の花の競演が終わり、マツムシソウが咲き出すと秋の気配が高原に漂い始める。この花に会うために、初秋の山野を散策するという人が多いのも頷ける。
絵・遠山若枝  文・村松正文

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