JAFPA NEWS(会報)

JAFPA NEWS Vol.91

北岳からの日の出と富士山
北岳からの日の出と富士山(写真提供:山本義人)

今後の本部事務局運営について

この度本部事務局の運営をお手伝いすることになりましたので、所信を述べさせていただきます。

壮大な景色を楽しむ登山者たちに、厳しい環境下で咲く高山植物に関心をもってもらい、当協会の保護活動を理解して支援してもらいたい。それには会員が山小屋での営みを通して、あるいは一緒に登る山仲間として、高山植物のことを語るからこそ説得力があります。

一方、地域での自然保護活動に参加している人たちに高山植物の魅力を伝え、一緒に山に登り高山植物を楽しんでもらいたい。そして当協会の活動を支援してもらえるようにしたい。それには会員が地域活動の仲間として話すからこそ説得力があります。

・高山植物の魅力が語れますか。
・その保護活動の取り組みについて話せますか。

会員が情報発信力を共有できるようにしていくことが協会の運営にとって必要なことではないでしょうか。

そのためのお手伝いをすることが事務局の役割であり、会員の意見を集約して協会の運営に反映し、会員間の交流の機会を充実していくことを考えていきます。

ホームページに掲載する情報を会員から提供してもらい、逐次公開し、フォトコンテストは掲載された写真の中から選出し、掲載された貴重な記事についても評価していくようにします。またタイムリーな情報交換ができるようFacebook の運営も図ります。

会員同士が同じ登山道での定期観察会を開催することを推奨します。何人かで観察することで見落としが減り、視点が様々で、気づきが多くなり、感じたこと、知ったこと、考えたことを分かち合えます。観察時期を変え、毎年継続して観察することで、そこの自然環境がわかってくると、保護したいものが見えてきます。

自分一人では無理でも、仲間がいれば可能になります。それが協会の運営を継続していく意義だと思います。


会員募集キャンペーン事業 (本部事務局)

会員募集ポスター(八ヶ岳)

会員勧誘活動の一環として、山小屋を拠点にした会員募集キャンペーン事業を実施しました。

夏から秋にかけての登山シーズンに間に合うように、協会の活動紹介と会員募集を兼ねたポスターを作成し、その配布と掲示は、高山植物が豊富で登山客の多い南アルプス北岳、北アルプス白馬岳、八ヶ岳を中心に展開しました。

ポスターの作成は、新事務局メンバーとして広報活動を担う渡邉昭彦氏が行い、北岳、白馬岳、八ヶ岳のそれぞれの特徴を表現する山の写真や花の写真を掲載してもらっています。

ポスターの配布は、今後理事として協会の運営に携わってもらう北岳山荘の猪俣健之介氏、硫黄岳山荘の浦野岳孝氏、写真家の菊池哲夫氏、及び地域連絡員の方々に協力してもらいました。

このキャンペーン事業に協力してください!

来年度事業として、協力参加される会員の撮った写真を掲載したポスターをそれぞれ作成します。

ご自分の活動拠点の山の特徴が分かる景観や花の写真を本部事務局に送ってください。


Facebook グループの立ち上げ お知らせとお願い(本部事務局:渡邉昭彦)

ホーム画面のカバー写真

日本高山植物保護協会(JAFPA)の Facebookグループを9 月10 日に立ち上げました。高山植物の美しさと環境変化等による高山植物絶滅の危惧について知ってもらい、JAFPA の理解者と新規会員を増やすことを目的にしています。

JAFPA 情報誌の内容紹介、関係団体の活動紹介、高山植物の写真、自然保護や環境変化の関連ニュースなどが投稿されています。

本Facebook グループは、Facebook 上で公開していますが、管理者による招待以外の場合、ルールを読んだ後に質問に回答いただく承諾制としています。ルールには、植物の愛護精神、希少植物の情報漏洩の禁止、希少植物の生育場所の掲載禁止などを謳っています。

Facebookグループに参加してください!

会員の皆様には、高山植物をはじめとする季節の花、保護活動のレポ、環境変化などを投稿して頂き、本Facebook グループを通じてJAFPA を盛りあげていただければと思います。また、ご友人の方々にもご紹介ください。植物に興味のある他グループにも広報活動を行い、メンバーを増やしたいと考えています。その中からJAFPA 会員が出てくることを期待しています。

立ち上げに際しては、南アルプス高山植物保護ボランティアネットワークの運営でFacebook を活用している鵜飼一博氏、三ツ峠ネットワークのメンバーなど多くの方から貴重な助言を頂きました。お礼申し上げます。


高山に咲く花 (新井和也氏遺作)

新井和也氏のご家族( 会員) のご厚意で、故人の撮られた写真をJAFPAが使わせていただけることになり、その一部を遺作として掲載しています。

コウシンソウ タヌキモ科
コウシンソウ タヌキモ科
タカネマンテマ ナデシコ科
タカネマンテマ ナデシコ科
トチナイソウ サクラソウ科
トチナイソウ サクラソウ科
リシリヒナゲシ ケシ科
リシリヒナゲシ ケシ科
カムイビランジ ナデシコ科
カムイビランジ ナデシコ科
サマニユキワリ サクラソウ科
サマニユキワリ サクラソウ科

フォトコンテスト作品募集

山の自然の中で咲いている花の写真を募集します。花の咲いている自然への感動、出会えた花への感謝、貴重な瞬間をとらえた感激を共有させてください。

従来のプリント応募部門に加え、電子メール応募部門を設けます。花のアップだけでなく、花と風景のコラボの写真もお願いします。貴重な写真を待っています。

プリント部門
(一人3作品まで)
作品の大きさ… 六つ切、または四つ切
電子メール部門
(一人2作品まで)
作品の大きさ… 縦横比3:4~2:3、画素数6~8M
募集締め切り 令和2年2月20日
審査員 理事会メンバーから選出
その他 入賞作品は総会で表彰するとともに、情報紙とホームページで紹介します。
応募に際して、花の名前、撮影年月日と撮影場所、氏名、会員番号、連絡先を記載してください。
問い合わせ
応募先
〒400‒0027 山梨県甲府市富士見1丁目3‒28
特定非営利活動法人 日本高山植物保護協会
TEL&FAX  : 055‒251‒6180
E-mail : info@(アットマーク)jafpa.gr.jp

 

事務局からのお知らせ

会長の白籏史朗氏死去

会長の白籏史朗氏が2019年11月30日ご逝去されました。山岳写真家として活躍される一方、高山植物に造詣を深め、その保護活動のため日本高山植物保護協会を立ち上げ、NPO 法人登録に尽力され、これまで会長として会の運営を指導してこられました。謹んで感謝と敬意を表し、心よりご冥福をお祈りします。

事務所の移転について

2020年2月20日に事務所を移転します。
新住所:〒400-0806 山梨県甲府市善光寺2-11-8


高山植物一口メモ エゾコザクラ(サクラソウ科)

イワカガミ

エゾコザクラは、東アジア北部、アラスカに分布し、北海道の高山帯の湿原に生える多年生の草本で、葉は倒卵形、基部は楔形でやや多肉質で、縁には牙歯がある。7月~8月、高さ5~15㎝の1 本の花茎を出し、1~5個の紫紅色の花を開く。中心部は黄色、裂片は二裂する。エゾコザクラの和名は、1902年、牧野富太郎博士によって命名された。

エゾコザクラは大雪山を代表する花の一つで、雪どけを追うように咲く。そして、素晴らしい大群落、赤いカーペットを作るのです。今年の大雪では、もう一つの大雪を代表するレモンイエローのキバナシャクナゲに会えました。さらに、ここの固有種のギンザンマシコという赤い鳥にも、会うことができました。群落の素晴らしい大雪でした。(文と写真 大内京子)


皆様からのお便りを募集しております

情報紙JAFPA へ掲載する会員の皆様からの便り「会員からのたより」を募集しています。
   字数は、800字程度で、写真もありましたら一緒にお送りください。「便り」には、会員番号、氏名、住所を必ず記載してください。なお、応募いただいた作品、写真はお返しできませんのでご了承ください。


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