JAFPA NEWS(会報)

JAFPA NEWS Vol49

尾瀬のミズバショウ
尾瀬のミズバショウ

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第6回ライチョウ会議山梨大会開催さる。

 平成17年8月20日~21日、南アルプス市芦安で高円宮妃殿下を迎えて、ライチョウ会議が開かれた。高山植物と共に生きる貴重な絶滅危惧種の鳥類ライチョウが南アルプスから姿を消そうとしています。  観光登山で登山者の大量入山と気候温暖化が拍車をかけ、サルやキツネが餌を求めて高山へ登ってくることが減少原因の一つになっています。そのため、貴重な生きている化石と呼ばれ、氷河期時代から生き延びてきた歴史的遺産といわれるライチョウを守るため、山岳環境の変化や動植物の生息調査などの報告や保護の方法を検討するなど、全国から関係自治体や自然保護団体や山岳関係者が大勢参加して行われた。JAFPAは高山植物の調査と共にライチョウの生息調査にも協力しています。


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霧ヶ峰高原のニッコウキスゲ

霧ヶ峰高原のニッコウキスゲ
霧ヶ峰高原のニッコウキスゲ 今年は高原を黄金色に染めた。

例年より積雪の多かった長野県諏訪地方の高原は春の雪解けが遅く、山の植物たちの目覚めが遅れ、花が初夏を迎え一斉に咲き出した。今年の霧ヶ峰高原、車山周辺はニッコウキスゲの花が次々と咲き、例年の3倍を上回る花が咲いた。  冬はスキー場となる高原には大勢の観光客が高原の花を味わいに訪れていた。


お知らせ

指導者研修会のお知らせ

平成17年度の指導者研修会は南アルプスの麓、芦安で開催します。会員の皆さんには通 知でお知らせ致しました。今回は南アルプス芦安山岳館で開催されている「地図展」を参考に地図の見方や山の天気を知る方法、またセルフレスキューなどを学びます。

申込先 NPO日本高山植物保護協会事務局
FAX 055−233−5857
期日 平成17年9月3日12時受付開始~4日夜
内容 叉神峠登山並びにゴミ持ち帰り運動

フォトギャラリー

絶賛された荒縄靴で残雪の中を歩くメンバー
絶賛された荒縄靴で残雪の中を歩くメンバー
絶賛された荒縄靴で残雪の中を歩くメンバー

TOPIC

絶滅危惧種アツモリソウの展示会は 希少植物の保護になるか?
絶滅危惧種
アツモリソウの展示会は 希少植物の保護になるか?

高山植物一口メモ

コケモモ(ツツジ科)
コケモモ(ツツジ科)

高山植物の中には、これが木?と思われるほど小さなものが沢山ある、バラ科やツツジ科には多い。特に、ツツジ科ではキバナシャクナゲなど数種を除いて約30種が全て常緑の小低木である。  コケモモもそんな中の一種で、高さ5~15cm位にしかならない。亜高山帯の林緑や高山帯のハイマツ郡帯の根元などに多く生え、ほんのりピンクがかった白い鐘形の花を、枝先に数個付けているが、北海道の花は赤色の濃いものが多い。実は直径5~7mmの球形で赤く熟し花より目立つ。甘酸っぱい実は生でも食べるが、果 実酒やジャムにすると美味しい。ツツジ科の小低木の中でも、コケモモをはじめスノキ属の数種はいずれも食べられる。  富士山では森林限界付近の林床にマット状に群生する事があり、ハマナシと言って昔から不老長寿の薬として珍重されていた。  因にコケモモのコケは小さいと言う意味で、コケリンドウ、コケスミレ、コケオトギリ、ムラサキサギゴケ等も同じである。
絵・遠山若枝  文・村松正文

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